長期優良住宅

長期優良住宅とは

長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備に講じられた優良な住宅のことです。
長期優良住宅の建築および維持保全の計画を作成して所管行政庁に申請することで、基準に適合する場合には認定を受けることができます。

長期優良住宅に認定される条件

長期優良住宅に認定される
7つの条件をご紹介します。
耐震性
  • ・耐震等級2以上である
  • ・免震建築物である など
省エネルギー性
  • ・省エネルギー対策等級4をクリアしている
居住環境
  • ・住宅を建てる地域にあった景観を保ち、地区計画や条例などに適合した家
維持保全計画
  • ・長く優良な住宅を保つために、定期的な点検・補修等の計画がなされている
維持管理・更新の容易性
  • ・維持管理対策等級(専用配管)3をクリアしている(一戸建ての場合)
劣化対策
  • ・劣化対策等級3をクリアしている
住戸面積
  • ・75㎡以上の面積が必要
  • ・ひとつの階の床面積が40㎡以上ある(一戸建ての場合/地域によって差異あり)

長期優良住宅のメリット

POINT01

地震や台風に強い住宅

耐震等級3で災害に強い住宅

許容応力度設計に基づき、住宅の耐震性能に関して最高基準である等級3を標準仕様とするため、地震や台風に強く、安心な住まいをご提供します。
POINT02

冬に暖かく、夏に涼しい住宅

省エネ等級4で快適な住宅

温熱環境の計算に基づいて、住宅の省エネルギー基準で最高である等級4を標準仕様として、冬暖かく、夏涼しい快適な住宅を提供します。
POINT03

住宅履歴情報に基づく
長期的な維持管理計画の作成

建築士が住宅の維持管理計画を作成します

設計の段階で建築士が住宅の維持管理計画を作成するため、住宅の風化を防ぎます。
POINT04

住宅ローン金利が優遇される

長期優良住宅に認定されると、「フラット35」の借入金利が優遇されます。

長期優良住宅
借入開始か10年間金利が引き下げられる
一般住宅
借入開始か5年間金利が引き下げられる
POINT05

固定資産税の減額措置がある

長期優良住宅に認定されると、固定資産税にも減額措置があります。

減額の内容は一般住宅と同じですが「減額期間」が異なります。
5年間の中では建物の評価替えがあるので、一般的に課税標準額は新築時より下がります。
標準額が下がると固定資産税も安くなるので、5年間でかなりの減額になります。
長期優良住宅
軽減措置期間|5年間
一般住宅
軽減措置期間|3年間
POINT06

住宅ローン控除が引き上げられる

住宅ローンを組んで住宅を購入すると、所得税額控除を受けることができます。

一般住宅と長期優良住宅の大きな違いは、控除対象借入限度額です。
長期優良住宅
借入開始か10年間金利が引き下げられる
一般住宅
借入開始か5年間金利が引き下げられる
POINT07

地震保険料が割引される

地震大国である日本で住宅を設けるなら、地震対策は必須です。

耐震等級3をクリアしている長期優良住宅の場合、地震保険料が最大50%割引されます。
POINT08

住宅の資産価値が明確になる

資産価値を明確に伝えることができます。

長期優良住宅の認定を受けている家は、劣化対策や耐震性、省エネルギー性など、一定の基準をクリアしていることが明確です。
お住まいのご相談、お見積りに
関することなど、お気軽にお問い合わせください。

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