9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
門田建設では現在、川西市を中心として耐震改修工事を様々な現場で行っています。
今回の記事では耐震改修工事の一例、耐震改修工事で良く発生するトラブルに関して説明します。
耐震工事の基本として耐力壁の設置があります。
耐力壁の設置とは既存の壁を強度の高い壁にするものです。
工事の内容としては既存の壁を解体をし(左の写真)、耐力壁を設置します(右の写真)。
写真のMDFかべつよしを使用することで、既存の壁よりもおよそ5倍程度強度の高い壁にすることが出来ます。
この耐力壁設置工事においてよく発生するトラブルとしては、耐力壁の設置に必要な金物を取り付ける位置にガス管が出てきたり(写真左)、
床下調査が十分に出来ず図面を基に補強箇所を設定した場合に基礎と土台が存在しない場合(写真右)があります。
上記の例のようにな事が起こらないように十分な事前調査を行いますが、想定外のことが発生することはあります。
その際はガス管の撤去及び移設や再度詳細検討を行って補強箇所を変更する対応を取らせて頂きます。
今年1月の能登半島地震、先月の南海トラフ地震の警戒情報等で耐震改修工事の問い合わせが増えています。
各自治体の予算にも枠があり、工事も今年度内に完了することが条件となるため、補助金を利用した改修工事を検討されている方は一度ご相談ください。
記:専務