お寺の本堂の屋根の葺き替え工事と耐震補強工事

明治初期に建てられたお寺の本堂の屋根の葺き替え工事です。
本堂自体かなり傾いていましたので、それをまっすぐに起こし、壁の耐震補強をしました。
本堂の手前にあるのは庫裏です。瓦が相当痛んでいます。 本堂の正面から見たところです。 明治初期の瓦です。このお寺の紋が彫られています。 本堂を新築した時は壁がなく開放されていましたが、数十年前に傾いた時に大きな筋交いをいれたものです。傾いた状態でいれていますので、一度全部取り外すことにします
◇・・・改修前の様子
◇・・・屋根解体中
瓦を下しはじめました。13tのクレーン車を使っています 土とワラの量がとても多いです 土とワラを全部下しました。 屋根の垂木がダメになっています。全部取り替えます。
◇・・・屋根瓦葺き替え中
垂木を替えて下地を張りその上に防水紙(ルーフィング)を張りました。一番重要な瓦の割付をして引っかかる桟を打ちつけていきます。 瓦の重さに偏りがあると建物に影響するのでバランスを取るように、瓦を置いています。 瓦を並べています。ひとつひとつの瓦の歪みを修正しながら葺いていきます。 一方のみが葺けました。
◇・・・屋根完成!
すずめ口に漆喰を詰めました 鬼瓦も乗り立派になりました 改修前の写真と同じアングルです。美しくなりました。 正面からです。これで安心ですね。
◇・・・本堂内部工事
筋交いをやめて厚い板を壁全体に入れて強力な耐力壁にしました 開口部から光を取り入れる為に横方向には筋交いで補強します。 厚い板を入れた耐力壁はしっくいで仕上げるためにラスボードという下地を張り石こうで下塗りした上に漆喰を塗って仕上げています。
◇・・・本堂外部工事
外部では瓦を下して、建物を軽くした後傾いた側からジャッキで押してまっすぐにしています。 同様にこちらは、油圧ジャッキで少しずつ建物を押しています 建物を押した側と反対側に傾かないように補強用の鉄骨と本体を長いボルトで結びました。その周りを左官補修しています。

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